和名:オオシオカラトンボ
学名:Orthetrum triangulare
大きさ:40~45 mm (腹長 34~36 mm、後翅 40 mm)
採集できる季節:6〜9
採集できる場所:奈良教育大学のビオトープで採集されました。
説明:上の写真は、♀のオオシオカラトンボです。♂は下の写真のように、青い色をしています。池(いけ)や沼(ぬま)に発生します。成熟(せいじゅく:おとなになること)した♂は、推移面上(すいめんじょう:みずのうえ)で、なわばりをつくります。

北海道(ほっかいどう)、本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)、屋久島(やくしま)、対馬(つしま)でみつかります。

かたちの

とくちょう

  • 大型(おおがた)で太身(ふとみ)です。
  • 地色(じいろ)は、きいろで、くろい条(じょう:すじのようなもの)があります。
  • ♂は成熟(せいじゅく)すると、全体的に黒くなり、青いこなをふいたようになる。シオカラのなまえはここからくる。
  • 翅(はね)のねもとには、くろい帯(おび)があり、三角室(さんかくしつ:はねのもようでさんかくに見える部分)の内にまでたっする。
さんこうに

した本

原色昆虫大図鑑III 北隆館

日本産トンボ幼虫・成虫検索図説 東海大学出版会

小学館の図鑑NEO昆虫 小学館